センターモバイルが処分を受けた!?どんな会社・サービス内容なのか

2023.10.20

センターモバイルが行政処分を受けたという記事やニュースを目にしたことがある方もいるでしょう。センターモバイルは格安SIMサービスを行っている会社で、2023年3月にゼロモバイル、ライフプランナー協会とともに、特定商取引法に基づいて、取引停止処分を受けていることは事実です。
この記事では、センターモバイルがどのような会社であるのか、なぜこのような処分を受けることになったのかについて調査しましたので、ご紹介します。センターモバイルの特徴についてもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

センターモバイルとは

センターモバイルは、株式会社センターモバイルが提供している格安SIMです。株式会社センターモバイルは2020年に設立された会社で、大阪に本社を置いています。
センターモバイルは、ホワイト企業にも認定されている会社で、常に新しいサービスやテクノロジーの開発を行いながら、従業員のワークライフバランスにも配慮しています。従業員だけでなく、その家族の幸せも守る取り組みとして、1ヶ月単位の変形労働時間制を取り入れていたり、社内イベントを積極的に開いたりと、従業員が健全な環境で働けるように社内環境を整備しています。
上述した通り、格安SIM事業を行っている会社で、月額0円でスマホが利用できるということを一番の売りにしているしています。これはセンターモバイルを広告を打ち出す場として企業に提供することで、広告スポンサーから得た広告収益をユーザーに還元することで実現しています。
センターモバイルは、他にもFC事業やOEM事業、広告事業などを行っています。
FC事業では、FC販売契約を結ぶことで、センターモバイルの仕組みとSIMの販売権を他の企業に提供しています。販売代理店の企業に向けて現状のヒアリングや成功事例の共有、研修などのサポートも行っています。
また、OEM事業では、センターモバイルの格安SIMの仕組みを使って自社ブランドを展開できるサービスを行っています。FCとは違い、契約した企業の自社商品として展開するので、既存の顧客への新商品の提案も行うことができます。
さらに、広告事業では、ユーザーやプラットフォームの多様化が進む中でユーザーのアクションを把握できるように、独自の仕組みで最高の結果を得るというサポートを行っています。
このように複数の事業を展開しているセンターモバイルですが、行政処分を受けたというニュースが話題となっていました。その真相について、詳しく解説していきます。

センターモバイルが処分を受けた!?

センターモバイルについて調べている際に、次のような情報を見かけたことがあるかもしれません。
「センターモバイルは怪しい」
「センターモバイルは業務停止している」
これらの情報は、センターモバイルが行政処分を受けたことで、噂されている情報ですが、実際のところセンターモバイル自体に問題があったわけではありません。処分される引き金となったのは、センターモバイルのOEM提携先のゼロモバイル(現LP Mobile)が原因と言われています。詳しく見ていきましょう。

OEM提携先のゼロモバイルが連鎖販売取引を行っていた

センターモバイルが処分を受けたのは、OEM提携先のゼロモバイルが原因です。ゼロモバイルは、新しいユーザー獲得のためにMLM(マルチレベルマーケティング)を行っていました。実際にゼロモバイルの勧誘者が行っていたのは、「ゼロモバイルの契約者を新しく紹介すれば年金のように一生涯収入が得られる。」などと告げて、消費者がゼロモバイルを契約することで、勧誘者に報酬が支払われるというものでした。
この行為が、特定性商取引法に基づいた連鎖販売取引として見なされ、ゼロモバイルは行政処分の対象となったのです。そして、ゼロモバイルと契約を結んでいたセンターモバイルもその行政処分に巻き込まれる形で、処分を受けてしまったというのが事実です。

センターモバイルは連鎖販売取引を否定

ゼロモバイルでは、上述したように新規の契約者を紹介することで、権利収入が発生する仕組みを導入していましたが、センターモバイルではそういった仕組みは導入されていません。
消費者庁が公表している行政処分の旨が記載された文書では、ゼロモバイルと連携共同して連鎖販売取引を行っていたと記載されています。しかし、センターモバイルは自社のホームページで、ゼロモバイルと交流はあったが、連鎖販売取引に関しては完全に否定しています。
センターモバイルのビジネスモデルとその主張を考慮すると、今回の行政処分に関しては、ゼロモバイルの連鎖販売取引による行政処分に巻き込まれたと考えられるため、センターモバイルは安心できる会社と言えるでしょう。センターモバイルの提供している格安SIMサービスは、ユーザーにとって非常に魅力的なものであるため、次のトピックでご紹介します。

センターモバイルの4つの強みとは

センターモバイルの提供している格安SIMの強みについて4つご紹介します。

毎月の携帯料金が最大割引0円

センターモバイルは、毎月の携帯料金を0円にできることが最大の特徴です。センターモバイルのユーザー専用アプリ「PLAIO」を使って、動画広告を視聴したり、アプリをダウンロードしたり、サービスの申し込んだりすることで、ポイントを獲得することができます。これらの方法で獲得したポイントは1ポイント1円として、月々のスマホ利用料金の割引に利用することができます。
センターモバイルは格安SIMを提供しており、基本料金も比較的安価に抑えられていることに加えて、このポイント割引を利用することで、月々の支払いを0円に抑えることも夢ではありません。
実際に毎月0円を目指すためには、多くの動画広告を見なければならないため、コツコツポイントを貯められる方から出なければ難しいというのも事実です。しかし、獲得したポイントに有効期限はないため、一年を通してみれば、数ヶ月分のスマホ利用料を割引することはできるでしょう。

快適な高速通信環境を提供

センターモバイルは快適な通信環境を提供していることにも、定評があります。センターモバイルが利用している回線はdocomo回線です。docomo回線の特徴としては、繋がるエリアの広さと安定した通信速度です。
一般的に、山では木々によって電波が遮られてしまったり、海では電波が届かないということがありますが、docomoは専用のアンテナや基地局を全国に設置しているため、山や海でも繋がりやすいというメリットがあります。
また、通信速度に関しても、ほとんどストレスなく利用することができます。通信は、お昼時や夕方という時間帯に混みやすく、繋がりづらくなることが多いです。
しかし、センターモバイルの代表取締役の中越達也氏が自身のブログで公開しているように、最も通信速度が遅いと言われている12時過ぎでも約24Mbpsの通信速度が出ています。ネットワークを快適に使える通信速度の目安は20Mbpsと言われているため、普段使いには十分な速度です。あまり通信が混み合わない日中であれば、50Mbpsぐらいの通信速度が出るので、センターモバイルの通信速度は問題ないと言えるでしょう。

通話料が安い

センターモバイルは、データ通信だけでなく、通話料も安く抑えることができる点が大きな魅力です。他社サービスと比較すると、通常30秒で22円かかるところを、センターモバイルでは30秒で11円と半額になります。
頻繁に電話するわけではないという方でも、電話をかけなければいけないタイミングもあるでしょう。その際、30秒あたり11円であれば、普段の電話代の半分で済むというのは嬉しいですよね。
センターモバイルでは、頻繁に電話をかける人のために、かけ放題オプションも用意されています。かけ放題オプションは5分、10分、24時間の3つが用意されています。
どの程度電話をするのかに合わせてプランを選べますが、オススメはかけ放題セットプランです。20GB+5分間かけ放題、もしくは20GB+10分間かけ放題のプランがあります。どちらのプランもユーザーから非常に人気ですので、電話を頻繁にかける方はこちらのプランを選択するようにしましょう。

業界初の技術で本当に見たい広告を

センターモバイルでは、業界初の独自の技術で、高度なユーザーニーズ解析を実現しています。スマートフォンのビッグデータを広告に使用できるため、ユーザーが本当に見たいと思っている広告を配信することができるようになっています。
この技術はセンターモバイル公式アプリの「PLAIO」の動画広告にも利用されているため、ポイントを獲得するために見る動画広告も、ユーザーの興味があるものを推測して流すようになっています。動画広告を見るのが面倒だと感じてしまう人も、この仕組みのおかげで楽しめます。
この仕組みは現在特許を取得するために出願中で、他の企業には真似できない技術となっています。センターモバイルと契約したら、その技術の凄さをぜひご自身で感じてみてください。

まとめ|センターモバイルの処分は巻き込まれただけ

いかがでしたか。この記事では、センターモバイルがどのような会社であるのか、なぜこのような処分を受けることになったのかについて調査した結果をご紹介しました。
センターモバイルが処分になった原因は、OEM提携先のゼロモバイルが連鎖取引販売を行っていたことによる巻き込まれだと言われています。センターモバイル自体が何か違法なことを行っていた事実はありませんし、連鎖取引販売についても否定しています。
安心できる会社ですので、ぜひスマホ利用料を抑えたい方は、センターモバイルへの乗り換えも検討してみましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。