2023.10.20
「センターモバイル」という言葉を初めて聞いた方は多いかもしれません。センターモバイルとは、2020年6月に設立された株式会社センターモバイルが開始した新しい格安SIMサービスです。物価が高騰する世の中で「安い」や「無料」という言葉についつい目が行く方は多いでしょう。そういった消費者の心に鋭く刺さるサービスがまさに、センターモバイルです。
この記事では、センターモバイルの特徴と行政指導になった事実についてご紹介します。センターモバイルについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目 次
株式会社センターモバイルは、大阪に本社がありホワイト企業に認定されている会社で、従業員の平均年齢は29.6歳と組織全体が若く構成されており、従業員一人ひとりのスキルを尊重しています。また若い世代が在籍しているので、最新のテクノロジーや流行にいち早く反応できます。広告費を運用してポイントに還元する仕組みも時代の一歩先を行くアイデアで、非常に注目されています。
また、企業としてワークライフバランスも大切にしており、従業員とその家族の幸福を守る社内制度も導入しています。状況に応じて柔軟に対応することで、従業員一人ひとりが働きやすい職場環境作りも行っています。
従業員同士のコミュニケーションの機会を設けている社内イベントも行われており、人との信頼が育まれ、お互いに切磋琢磨する仲間としてより高いパフォーマンスを発揮できるよう良好な関係を築けることも特徴の一つです。
また、研修制度も充実していますし、誕生日休暇や自社のSIMを利用していれば20GB分の利用料を会社が負担してくれる他社にはない福利厚生もあります。
センターモバイルとは、広告を見てポイントを貯めることで、携帯料金の月額を0円まで値引きができるという画期的な格安SIMです。0円まで下げる事は不可能ではないですがなかなか大変です。しかし、数百円の割引は十分に実現可能なので、節約に興味のある人はぜひ試してみて欲しいです。
また、ユーザーからの通信収益だけに留まらず、広告スポンサーの広告費によりユーザーへの回線提供コストを超える事で、TVと同様に無料で使える携帯が実現可能になります。通信収益に加え、広告費を通信設備にも投資できるため、ユーザーはさらに快適な通信環境でスマホを利用できます。
センターモバイルと同様に、「ゼロモバイル」という会社もあります。「ゼロモバイル」も広告動画を見る事で1P付与され、1ポイント1円として通信費として利用出来ます。
センターモバイルと似ていると感じたあなた、正解です。というのも、ゼロモバイルはセンターモバイルの提供しているOEMサービスを活用して、自社ブランドとして立ち上げて作られた格安SIMです。OEMサービスとは、自社の商品を他の企業が自社ブランドとして立ち上げることができるもので、ゼロモバイルはセンターモバイルの提携先となります。
ゼロモバイルは、友人やゼロモバイルを使っていない人に紹介すれば収益が得られるというMLMビジネスも行っていました。現在はそういったMLMも行っておらず、「LP Mobile」に名称変更して、格安SIMを提供している会社となっています。
「センターモバイル 行政指導」や「センターモバイル 取引停止」などのワードがよくネットで検索されていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
事実として、センターモバイルは行政指導を受けました。しかし、これは同業他社のゼロモバイルの影響だと言われています。上述した通り、OEMで提携していたゼロモバイルがMLMビジネスを行ったことが原因で、関連していた3企業が行政指導を受け、取引停止となってしまったのです。
あくまでも、ゼロモバイルがMLMを行っていただけで、センターモバイルではそのようなことは行われていないため、安心してください。しかし、行政指導を受けてしまったことにより、2023年3月から9ヶ月間、連鎖販売取引に関わる業務の取引が禁止されています。
センターモバイルはユーザーにとって、非常に魅力的な格安SIM事業を提供してくれているだけに、こういったことに巻き込まれてしまうことは非常に残念ですよね。しかし、センターモバイルを利用しているユーザーに何か損害がでたり、情報が流出したりということはありませんので、この点も安心できます。
ここからは、センターモバイルの魅力やサービスに関するよくある質問、向いている人などについて、ご紹介していきます。
センターモバイルの一番の魅力は、なんといってもポイント還元ですね。ポイントを得て割引するシステムを導入しており、スマホ利用料月額0円を目指すことができます。
ポイントを獲得するには、動画広告やアプリダウンロード、サービスの契約などの方法があり、それぞれに応じて得られるポイントが異なります。動画広告であれば、1つの動画を見ることで1ポイント、アプリダウンロードでは達成条件をクリアすることで10〜数百ポイント、サービス契約ではPLAIOひかりを契約することで月300ポイントを獲得することができます。
これらの方法で得たポイントは、月々のスマホ利用料の割引として利用することができます。そのため、コツコツした作業が得意な方におすすめです。
ただし動画広告の視聴だけで0円にするには、相当の動画を見る必要があります。動画広告を見るのが面倒だと感じる方も多いでしょうが、センターモバイルの動画広告は、ユーザーに対してエンターテインメントを提供すると言われているように、決してわずらわしいものではありません。
非常に面白い動画広告を見ることができるため、新しいものが好きな人や、動画を見るのが好きな人にもおすすめです。複数の方法を組み合わせてポイントを獲得していけば、スマホ利用料を0円にすることも夢ではありません。
ここではセンターモバイルに良く寄せられる質問について、ご紹介します。
センターモバイルでは、動画広告の視聴だけでなく、アプリダウンロードや商品の購入、インターネットなどのサービス利用申し込みでもポイントが貯まります。毎月支払うインターネット費用をPLAIOでセット申し込みをすれば、さらに効率よくポイントを稼ぐことができます。
センターモバイルはdocomo回線を利用しています。旅行や仕事の出張で郊外に行っても、docomoの電波が届く地域なら問題なく利用できます。
ただし、毎日どこでも完璧な高速回線が使えるわけではなく、以下のシチュエーションでは低速になることがあります。
●平日お昼休みの時間帯(12:00~13:00)
●電車など高速での移動中(基地局と基地局の間では通信が途切れる)
●渋谷や新宿などの人口密度が高い場所
●大型のスポーツイベント、ライブ、初詣などの人が集まるとき
●夜の時間帯(22:00~23:00)
●山奥や離島
また、3日間のデータ通信量が5GBを超えてしまうと、一時的に通信速度が制限されてしまいます。3日間のデータ通信量が5GBを下回れば自動で解除されますし、すぐに解除したい場合は、課金することでも解除することができます。
センターモバイルお支払いはクレジットカード、デビットカードのみでの決済となります。一部のデビットカードは利用できない場合がありますので、使用できるかどうかはあらかじめ確認しておくようにしましょう。
センターモバイルはSIMカードのみを提供しており、端末の販売はしていません。自分がもともと使っていたスマホを使うか、AppleStoreやAmazon、家電量販店でスマホを購入してからセンターモバイルを申し込みしましょう。
また、eSimも対応していないため、物理的にSIMカードをさせる端末が必要となります。その点も注意しておきましょう。
センターモバイルのポイント運用を活かせる人にオススメです。特徴としては、
●コツコツした作業が得意な人
●動画を見るのが苦痛ではない人
●新しいものが好きな人
●スマホ料金を最安値にしたい人
などが挙げられます。センターモバイルは広告費をユーザーに還元することで、スマホ利用料を0円に抑えられることを売りの一つとしています。そのため、基本プランでそのまま使用していては、センターモバイルを利用する恩恵を最大限得ることができません。これらの特徴に当てはまる方は、ぜひセンターモバイルに乗り換えることも検討してみましょう。
一方で、センターモバイルに向いていない人の特徴としては、
●ポイントを貯めるのが手間だと感じる人
●何もしなくても安い月額料金がいい人
●YouTubeやゲームをよく利用する人
●契約期間の縛りが嫌な人
ポイントを獲得する作業やデータ使用量の管理が苦手な方は、センターモバイルには向いていないかもしれません。また、1年未満の解約は違約金が発生してしまいます。2台目のスマホなどとして、短期的に持つ場合にはセンターモバイルはオススメできません。
今回は、センターモバイルの詳しい仕組みや行政指導の実際についてご紹介しました。毎月のスマホ料金0円を目指せる画期的な格安SIMであるセンターモバイルは、動画広告などを見ることでポイントを獲得できます。このポイントを使って、スマホ利用料を割り引くことで、0円を実現できているということです。
しかし、そのためには地道にポイントを貯めなければならないということも事実です。そのため、向いている人や向いていない人もいるので、自分がどちらに当てはまるかをしっかりと見極めましょう。